3MXをクラスメイトに出してみた結果

長女(小6)がクラスメイトのSくんにどんぐり問題を出してみた、その2です。その1はクラスメイトとどんぐり

今回の問題はこちら。

3MX64
マッコウクジラのマッコ-君とザトウクジラのザット-君が片道50000kmの太平洋往復競争をしました。マッコ-君は1時間に100km、ザット-君は1時間に60km泳げるとすると、ゴ-ルに辿り着く時間の差はどれくらいになりますか。


はじめに「これって難しくない?」とSくんがいったそうですが、「3年生向けの問題だよー」と長女がいったら、「それじゃあがんばらなくちゃ」といって解き始めたそうです。ちなみに速さの単元はまだ学校でやっていません。答えは「666時間40分」なのですが、Sくんの出した答えが「666時間」。答えをいったら、「え~分(ふん)も出すの?」といったとか(笑)。

で、この話に続きがあり、Sくんと同じ日に今回は近くの席のAくんにも自習時間中に時間があったのでこの問題を出してみたそう。Aくんは児童会長をしています。小学校の児童会長といえば・・・というイメージ通りに真面目でしっかりした元気いっぱいの子で、長女とは6年間同じクラスです。そして低学年の頃から公文をやっています。そういえばAくんは、「公文をやっているから文章問題ができない」と5年生のときだったかにいっていたと長女から聞いたことがあります。しかもその発言に、クラスで公文をやっている子たちがみんなうなずいたとか(汗)。

そのAくんの出した答えが「13時間」。Sくんはある意味惜しいというか考え方が合っているけれど、Aくんは・・・なぜこの数字になったのでしょうか・・・。

うーん・・・まぁこのことからだけではありませんが、やっぱり単純計算やその単純計算を速くやる高速計算(=公文)は、「考えられなくなる練習」そのものだと思います。

多くの学校の宿題で出されて必ず持っている(というか強制的に買わされる)計算ドリルにあるような問題が単純計算。そういう問題を多量にやることで考えられなくなるのです。がんばって真面目にいわれたとおりにやって、考えられなくなるのです。

公文はまだしも1ページ20問くらいのドリルで大げさなっ!と思う方は、ぜひ子どもと同じ宿題をやってみてください。もちろん1日だけではないですよー。子どもにやらせている限り、保護者もずっと全く同じことをやり続けてみてください♡

きっとわかると思います。保護者なのに子どもの頭を保護していないということが。





2016年10月09日 Posted bysunny at 18:02

この記事へのコメント
sunnyさん こんにちは♪
ご無沙汰しています。

いきなりですが、明日、私の友人の塾でお母さんのためのどんぐり講座をすることになりました。
まずはお母さんに文章問題を楽しんでもらい、絵で考えることを体験していただこうと計画しています。
sunnyさんは日中は忙しいですよね??
もしチャンスがあれば、明日は無理でも来ていただけるととても嬉しいです。
よろしければ私のブログのコメント欄にてご連絡ください♪
いきなり不躾なお願いで恐縮ですが、ご検討ください!
Posted by みなみのまま at 2016年11月08日 19:48
みなみのままさんっごめんなさいっっ!!!
いま気づきました(汗)
m(__)m

遅れましたが、メッセージさせていただきます。
コメント本当にありがとうございます!
Posted by sunnysunny at 2016年11月18日 17:06